i-Construction
i-Constructionとは
国土交通省の推進する「ICTの全面的な活用」、「規格の標準化」、「施工時期の平準化」これらの施策を建設現場に導入することで、建設生産システム全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取り組みです。
当社の取り組み
当社ではi-Constructionへの取り組みとして、3DレーザースキャナーやUAV(ドローン)による三次元測量、GNSS及びトータルステーションでの三次元測位、それらの観測データを活用するため測量CAD・3D点群処理の連携システムなど、高精度技術を駆使し、「ICTの全面的な活用」による生産性の向上を全力で支援いたします。
作業の流れ
従来の測量方法
※従来の測量方法では顧客からの要望・変更時に対応できない。
具体例)観測抜け→再度現地へ+図面作成
- 作業日数
- 現地4日
内業3日 - 合計
- 7日
最新の測量方法【3DレーザースキャナーとUAV(ドローン)】
※現場全体をそ計測するので、必要がない場所まで観測してしまうが、指示の変更・修正には現場作業が発生しないので速やかに図面作成対応が可能になる。
- 作業日数
- 現地2日
内業2日 - 合計
- 4日
東海建設コンサルタントのICT技術
3DレーザースキャナーとUAVによる測量
従来のトータルステーションを用いた測量をUAV(ドローン)、3Dレーザースキャナー等により短時間かつ高領域に行います。
図面作成
弊社ではお客様の立場から考え、要求されてない図面作成も納品時に提出致しております。例えば、お客様からの図面提出は法面展開図と計画断面と同位置での断面図(現況図のみ)となっていましたが、プロット図(平面図)断面図(計画図と重ねた図面)を追加作成したという事例もあります。
プロット図
写真を貼り付けることにより、現場状況がわかりやすくなります。
施工後断面図
計画図と重ね合わせることにより、状況把握・施工誤差が安易に分かりやすくなります。
施工後断面図 現況のみ
現況の状況だけにして、現勾配、現地盤だけを分かりやすく表現しています。
法面展開図
3DデータよりX・Y・Zが各々取得できるので、肩のライン、尻のラインを容易に確認でき、ヘロン法により求積し展開図が作成できます。
最新実績
太陽光発電現場で3DレーザースキャナーとUAV(ドローン)を使用した事例をご紹介致します。弊社では、平成28年10月に3DレーザースキャナーとUAV(ドローン)を導入し、時間のかかっていた測量を早くて・安くて・上手いの行動指針のもと、お客様の視点に立ち的確な測量を行いました。
工事現場で施工前・中間・施工後などの管理(土量計算)または、施工方法のシュミレーション・プレゼンテーション、建築現場にも活用できます。
現場規模 | 9.76ha |
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作業人員 | 2名 |
日数(現場) | 1.5日 |
日数(内業) | 1.5日 |